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男性の不妊症

男性不妊とはどんな状態か

精液の中に元気に動いている精子が少ない場合、不妊症の可能性があります。
男性も女性と同じようにホルモンのバランス異常が起こることがあります。
すると精液に異常が出ることがあるのです。
女性のホルモン分泌は、大まかに言えば生理、排卵を中心とした性周期に基づき、規則的に起こります。
これに対し、男性の場合は毎日数億匹の精子をつくっているのです。
いわば常に精子を作り続けているので、ホルモンバランスが乱れると、精巣が機能しなくなってしまう。
つまり精子ができなくなってしまいます。
WHO(世界保健機構)では、正常な精子を次のように定義しています。

・精液の量が2cc以上で、1cc中の精子の総数が2000万以上あること。

・そのうち動いている精子の割合が50%以上で、形も正常な精子が30%以上あること。

これだけの条件が揃って初めて正常と言えます。
一つでもこの条件に当てはまらないときは「男性側の不妊」と呼ばれる状態なのです。
女性同様、仕事やストレスは男性の機能に影響を与えます。
現代では、働き過ぎの男性に男性不妊が増えています。
子供が欲しい時には、男性もリラックスできる時間を持つのが大切です。
いくら精巣で精子がつくられても、射精に至るまでにリラックスできていないと精子を精液として射精できないこともあるのです。
また、後天的な病気や生まれつきの異常によって精子ができなくなってしまう場合もあります。
停留睾丸とは、精巣が陰嚢の中に降りず、お腹の中に止まってしまう病気です。
成人してから手術すれば睾丸を陰嚢の中の正しい位置に下げてあげることはできますが、残念ながら精巣が精子を生成できるようにはなりません。
さらに、感染不妊と呼ばれる症状も多く見られます。
特に危ないのはおたふく風邪で、成人してからかかった場合、以後まったく精子をつくられなくなることがあります。
クラミジアや淋菌の感染による不妊症の場合は、病原菌を退治すれば不妊も治すことが可能です。

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