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食生活を見直しましょう

■理想的な食べ方とは

タンパク質・脂質・炭水化物を三大栄養素と言います。
体を作るのはタンパク質の役目。 脂質と炭水化物は体を動かすエネルギーに変わります。
脂肪には凄いパワーがあり、炭水化物の2~3倍のエネルギーを持っていると言われています。
しかし人間の脳で燃料として使われるのは、「炭水化物」だけです。 頭脳労働の多い現代人にとって、炭水化物の摂取が大事なことは言うまでもありません。
何より脳みそは人間のエネルギーのうち実に15%も消費すると言われているのです。
栄養学で言えば、「1:3:1」の割合というものがあります。
これは「タンパク質:炭水化物:野菜類」をその割合で食べなさい、ということ。
炭水化物の重要性がわかりますね。 では、野菜を食べろとよくいうのはなぜでしょう。
それは野菜・海草・果物には、ミネラルと呼ばれる栄養素があるから。 ミネラルという言葉はよく聞くと思います。
タンパク質・脂質・炭水化物を作る窒素・炭素・酸素・水素という元素以外の物、血液やホルモン・酵素など、さまざまなカラダの機能を支える重要な成分のことで、 マグネシウム・鉄分・カリウム・カルシウムといった微量の栄養素をミネラルと言うのです。
量はわずかしかないミネラルですが、役割は超重要! ミネラルのバランスが崩れると、栄養の消化、デトックス作用、血糖値など、体のバランスが取りにくくなるのです。
これは、三大栄養素だけを摂っていてもうまく行きません。 ただし、ミネラルを摂るために海草を食べ過ぎてはいけません。 特に甲状腺機能亢進症や低下症の人は控えた方が賢明です。 果物も食べ過ぎれば体を冷やします。 糖分も多いので、糖尿病の人は注意が必要です。

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