妊活通信ー赤ちゃんを望むあなたへー

妊娠のしくみ

妊娠の本当の仕組み

改めて、どうすれば妊娠するのかを考えてみましょう。
セックスをすれば自然に妊娠するのでは?」 確かにその通りですが、実際にはもっと複雑です。
女性が妊娠するには、タイミングと体のバランス、両方が揃っていなければなりません。
さらに、子宮、卵管、卵巣、ホルモン、卵子や精子の質など、数多くの機能が集中的に働かないと妊娠には至らないのです。
妊娠に至るプロセスは、まずセックスをした後、男性の精子が卵管の中まで移動します。
そして卵管膨大部という所で卵子と結合、受精しなければならないのです。
途中の子宮や卵管といった場所で精子と卵子が出合っても、妊娠できるわけではありません。
しかも卵子は排卵してから24時間以内に受精しなければ死んでしまいますし、そもそも精子は射精してから72時間しか生きていられません。
したがって制限時間内にタイミングが合わなければ妊娠することはできないのです。
排卵していなかったり、ホルモンの調子が悪かったり、子宮や卵管に問題があったりすると、さらに妊娠するチャンスは遠のきます。
しかも、受精に成功しても安心はできないません。
さらに受精卵が子宮内に降りて行き、着床してはじめて妊娠が完了するのですから。
いかに妊娠が複雑なプロセスで成り立っているかご理解いただけたでしょうか。
まずは妊娠の仕組みについて正しい知識をインプットしてください。
正しい知識を身につけてから不妊治療を受けた方が、状況がよく把握できます。
だいたいわかっている、というだけでは不十分です。 特に男性にはしっかり勉強しておいていただきたいですね。

Contents